DICTIONARY
用語集
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頭痛

頭痛について

 

頭痛には色々な種類がありますが、日常的によくみられるのは、検査をしても異常が見つからない「機能性頭痛」が大半です。

機能性頭痛の中にもいくつか種類があり、以下が主な種類になります。

 

頭痛

血管が拡張することで、頭の片側あるいは両側がズキズキとした痛みが生じます。痛みが起きると光や音、においに敏感になるのが特徴です。片頭痛の前兆として、視野の中にチカチカとした光が出現する閃輝暗点(せんきあんてん)が起こるのも特徴です。女性ホルモンと関連があるため、20~40代の女性に起こりやすいといわれています。

 

緊張型頭痛

機能性頭痛の大半がこのタイプになります。頭の筋肉が持続的に収縮するために起こります。痛みの程度に強弱はありますが、首の後ろから後頭部にかけて締め付けるような痛みで、肩こり・首のこりを伴います。頸部の筋肉には押すと痛みを感じる圧痛点があり、首が硬くて動かしにくいのが特徴です。

 

群発頭痛

頻度としては少なく特殊な頭痛で、半年から数年ごとに起こり、一度起きると1~2ヶ月の間に毎日のようにほぼ決まった時間に、片方の目の奥が激しく痛むのが特徴です。夜間の就寝後に起こることが多く、目の奥をえぐるような激痛とされ、目の充血、涙や鼻水を伴います。原因は明らかにされておらずいくつか説はありますが、目のすぐ後ろにある太い血管が拡張し、その周囲に炎症が生じて神経を刺激するために起こると考えられています。20~30代の男性に多いとされています。